大学3回生のとき、2012年にプロデュースデザイン事務所として設立されました。
高校の時、人間関係などがうまくいかなくなり、卒業してからは1年間自宅に篭った生活を送られていたそうです。
その時が最も辛かったとおっしゃっていましたが、その1年があって様々なことを考えることができたから今の中井さんがあるのでしょう。
このまま家にいてはいけないと思い、手に職をつけるため調理師の専門学校に通われ、卒業後はそれを生かしてパティシエの職に就かれました。しかし、もっと自分のやりたいことをやろうと思い、仕事を辞めて、芸術大学に行かれました。
幼い頃から図工、美術が得意だったこと、モノをつくっているときがいちばん楽しいということで、大学に行って改めて学ばれました。
建築関係の仕事を手がけたいと一般的な就職活動をされたそうですが、職種的にもなかなか難しいものがあり、思い切って自分で会社を立ち上げられたということです。
絵画作品や木工彫刻の作品、陶器や皮革製品など、様々なジャンルのものを制作されています。
また、日本だけでなく世界のコンペティションにも出品されていて、中井さんが制作された作品が、ドイツのプロダクトデザインコンテストで「レッド ドット デザイン賞」を受賞されました
残念ながらその作品はまだ日本に帰ってきていないので実物を見ることはできませんでしたが、写真は見せていただきました。
アクリル樹脂を使ってつくられたライトですひらめき
中井さんの作品や会社の詳細などはHPに掲載されていますので、ご覧下さいわーい(嬉しい顔)
株式会社strawberry HP
また、インタビューの中で、自分と同じような境遇にある人たち、その周辺にいる人たち、全ての人たちへのメッセージも述べてくださいました。辛い経験をされたからこそ伝えられる想いを、一言一言、丁寧にお話くださいました。
会社はまだまだ始まったばかり。これからどんどんと、守口から世界に発信していただきたいと思います。
